鼓動する聲――オペラ歌手が描く「生き様」の数々

 

会場:ガルバホール(西新宿5丁目駅・都庁前駅徒歩5分/西新宿駅・中野坂上駅徒歩7分)
日程:2020年3月8日(日)15時開演/19時開演(各30分前開場)
入場料:3,500円 
予約/お問合せ:歌劇団Kamite(opera.kamite@gmail.com)  または本ホームページ問い合わせフォーム

 これまでオペラ全曲公演に加え、歌手の歌声を活かしたオリジナルな演目にも積極的に取り組んできた歌劇団Kamite。今回は敢えて「オペラ」と称しない演目に取り組みます。
 前半の演目は実在の人物、後半の演目は架空の人物が題材ですが、共通するテーマは「生き様」です。舞台に現れる人物それぞれの魂を、彼/彼女達の聲から感じていただければ幸いです。
                                      演出:舘亜里沙

【演目および出演者】
 
◎『一人芝居ミュージカル短編集』より
 
 「ひとくちアイスクリン[竹久夢二]」伊藤靖浩作曲/今井夢子脚本

 (テノール:佐々木洋平/Pf齋藤誠二)
  大正ロマンの代表的人物にしばしば挙げられる竹久夢二。彼の絵画や図案の背後にいたのは、

  彼の人生に関わった「女達」でした。役者の口から発せられるのは、夢二本人の聲か、それとも…
 
 「世界一美しい発明家[ヘディ・ラマー]」伊藤靖浩作曲/鈴木友隆脚本

 (メゾソプラノ:里まり/Pf齋藤誠二)
  女優としての活躍、穏やかとは言えない私生活、戦争の陰と、波乱の生涯を送った

  ヘディ・ラマー。彼女はなぜ発明家としての顔も持ったのか…傍らでピアノを奏で続けるのは

  誰なのか…?
 
◎音楽劇《ゴローと呼ばれた男―「蝶々夫人」の軌跡―》舘亜里沙脚本
(ゴロー:高橋拓真 お蝶/お花:和田奈美 千早:持田温子 賢木:大寺亜矢子/Pf畠山正成)
 蝶々さん(お蝶)が非業の死を遂げてから10年後……ゴローはお蝶への良心の呵責を抱き続けながらも、「女性を売る」仕事から脱することは出来ないままであった。そんなある日、お蝶と瓜二つの娘お花が働かせてほしいとやって来る。彼女の出現はゴローにとって、過去の蘇生であるとともに、新しい苦悩の始まりでもあった。
 オペラ《蝶々夫人》の前日談・後日談を、陰で悲劇の引き金となったゴローに焦点を当て、オリジナルで書き下ろしました。物語に入り込むクラシックの名曲とともにお楽しみください。

→出演者紹介はこちらから!

PAGE2020(FUJIFILMブース)で採り上げられました!

本公演は、「昨日までの営業スタイルを変える」事例として、FUJIFILMさんの若いデザイナーさん達とのプロジェクトにコラボレーションさせていただいております。

本公演をテーマにデザインされた様々な公演グッズが、FUJIFILMさんの印刷技術で現実のものとなり、PAGE2020という展示イベントで紹介されました。

なお、公演当日これらの展示されたグッズを抽選で皆様にプレゼントすることを予定しております。

ぜひご自身のお気に入りのグッズを見つけて、プレゼント獲得を狙っていただければ幸いです♪

【ご来場予定・ご来場を検討中の皆様へ】

 新型コロナウィルスの影響による公演中止が相次いでいますが、当公演は15時公演・19時公演とも告知情報通り実施する予定です。万一変更がございましたら、こちらのHPにてお知らせさせていただきます。
 感染拡大防止のため、当日ご来場いただいた皆様につきましては、入り口での手指消毒をお願いする予定でございます。何卒ご協力お願いいたします。また皆様に安心してご来場いただけるよう、本公演スタッフが開場前の清掃・公演時間中の換気など、会場の衛生管理には充分に注意してまいります。

 出演者・スタッフ含め関係者一同、自身の健康管理および公演のクオリティ向上に精一杯努めて皆様をお迎えいたしますので、どうぞお気をつけてご来場くださいませ。